もやもや病の統計学的脳血流SPECT画像解析
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概要
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To investigate pathophysiology of moyamoya disease, we analyzed brain single photon emission tomography (SPECT) images of patients with this disease by using interface software for a 3-dimensional (3D) data extraction format. Presenting symptoms were TIA in 21 patients and hemorrhage in 6 patients. All the patients underwent brain SPECT scan of ^<123>I-IMP at rest and after acetazolamide challenge (17 mg/kg iv, 2-day method). Cerebral blood flow (CBF) was quantitatively measured using arterial blood sampling and an autoradiography model. The group of the patients who presented with TIAs showed decreased CBF in the frontal lobe at rest compared to that of patients with hemorrhage, but Z-score ((mean-patient data)/SD) did not reach statistical significance. Significant CBF decrease after acetazolamide challenge was observed in a wider cerebral cortical area in the TIA group than in the hemorrhagic group. The brain region of hemodynamic ischemia (stage II) correlated well with the responsible cortical area for clinical symptoms of TIA. A hemodynamic ischemia stage image clearly represented recovery of reserve capacity after bypass surgery. Statistical evaluation of SPECT may be useful to understand and clarify the pathophysiology of this disease.
- 日本脳卒中の外科学会の論文
- 2007-05-31
著者
-
藤井 清孝
北里大学医学部脳神経外科学
-
藤井 清孝
北里大学 医学部脳神経外科診療
-
倉田 彰
北里大学脳神経外科
-
浅野 雄二
北里大学医学部放射線科学
-
山田 勝
北里大学 医学部脳神経外科
-
山田 勝
北里大学医学部脳神経外科
-
鈴木 祥生
北里大学医学部脳神経外科
-
倉田 彰
北里大学医学部 脳神経外科
-
湯澤 泉
北里大学医学部脳神経外科
-
藤井 清孝
北里大 医 脳神経外科学
-
浅野 雄二
北里大学・放射線科
-
浅野 雄二
北里大学医学部放射線科
-
藤井 清孝
九州大学脳神経外科
-
藤井 清孝
北里大学医学部脳神経外科
-
藤井 清孝
北里大学医学部 脳神経外科
-
山田 勝
北里大学医学部 脳神経外科
-
鈴木 祥生
北里大学医学部 脳神経外科
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