魅力的な笑顔に表れる幾何学的特徴 : 感性×技術=カンセイウエアの魅力づくり(ソフトコンピューティング及び一般)
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概要
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この研究の目的は,顔の幾何学的な特徴を測ることによって魅力的な笑顔の要因をはっきりさせることである.笑顔の幾何学的な特徴は両眼角(目の端)をつないだ直線とその両顔角から垂直に降ろした直線と口角(口の端)をつないだ直線によって構成される矩形のアスペクト比が黄金分割の比率(1.618)の近似値となることが分った.さらに魅力的な笑顔と魅力のない無表情の矩形のアスペクト比に関して,比較の実験をした.すなわち魅力的な笑顔の比率が1.60に集中し,黄金分割の比率の近似値であった.一方,魅力のない無表情のアスペクト比は個人差を持ってばらつき平均値は1.56であった.そして,黄金分割の比率と異なった.この研究の結果により,それぞれの人の特徴にかかわり無くあらゆる人が魅力的な笑顔の表情を作ることができる.
- 2007-03-01
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