状況制約下における並行モジュールのシーケンス構成論
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概要
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本論文では状況制約下における並行モジュールのシーケンスを求めるための数理モデルとしてモジュール計算系を提案する.この数理モデルでは,状況とモジュールという2つの構成要素を用い,状況と状況の間の制約,モジュールとモジュールの間の規則,状況とモジュールの間の関係を記述することができる.モジュール計算系は複数あって,並行動作が可能である.本論文ではこのモデルにおいてある状況からある状況への遷移と,そのときのモジュールのシーケンス(列)を得る手続きを示す.このモデルでは現実社会の事象を容易に記述することができ,本論文ではその例として,製造業における部品の収集組み立て問題を論ずる.
- 2007-03-15
著者
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