知的障害児(者)のスポーツ・レクリエーション活動と生活の質(QOL)に関する研究 : 性別による活動群と非活動群からの比較検討
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概要
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本研究では、宮城県仙南地区の会話によるコミュニケーションが可能で、質問の内容に対して適切な言語理解及び表現ができる療育手帳Bの軽度知的障害児(者)153名を調査対象とし、「日本版QOL質問紙簡易版」を用いて知的障害児(者)本人へインタビュー調査を実施した。性別によるスポーツ・レクリエーション活動の活動群と非活動群を比較し、知的障害児(者)の生活の質(QOL)を分析した。また、知的障害児(者)のスポーツ・レクリエーション活動の実態を調査分析した。主な結果は、次のようである。(1) スポーツ・レクリエーション活動の活動群と非活動群の活動満足度は、男性女性とも非活動群よりも活動群が高く、男性で1%水準、女性で5%水準の有意差が認められた。(2) スポーツ・レクリエーション活動を支援する組織が少ないという実態が明らかとなった。(3) 性別による活動群と非活動群の生活の質(QOL)において、男性女性とも活動群が非活動群よりも高い数値が示され、統計的にも有意差が認められた。
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