Shortest vector問題を用いたRSA暗号への攻撃における格子の構成方法
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概要
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Boneh及びDurfeeらは格子に対するLLLアルゴリズムを用いた小さな秘密鍵を持つRSA暗号に対する攻撃手法を提案した.彼らの攻撃は,パラメータd<N^<0.292>,e≈N及びp≈qを持つRSA暗号系に対して,公開鍵(e,N)の組からlogNの多項式時間でd及びNの素因数分解を求める事が可能である.本研究においては,彼らがRSA暗号を解くために導入した格子の生成方法にについて考察を行った.結論として,彼らと同様の方法で生成した下三角行列で表される格子の中では彼らの構成方法が最適なもののうちの1つであることを示した.
- 2007-01-23
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