アプリケーション・ソフトを利用したコンピュータによる顔画像の認識
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概要
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工学的な研究機関においては,大型コンピュータやワークステーションを使用し,様々な顔画像の認識処理手法が開発されている.しかし,そのほとんどは,顔の特徴部分の抽出を必要とし,計算方法も複雑である.本稿では,パーソナルコンピュータをベースとし,デジタルカメラ,アプリケーション・ソフト「Adobe Photoshop 5.0」,プログラム言語「Borland C++」のみを用いた簡単な手法を提案する.顔の特徴部分の抽出を必要とせず,顔のすべての情報を対象として,2次元の離散相関関数を用いた計算方式で個人識別を行った.その結果,5人の被験者の4種類の表情データに対し,処理速度16.4秒で,94%の個人認識率を得ることができた.
- 武庫川女子大学の論文
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