高齢者に対する情報バリアフリーへの提案 : プレゼンテーションの必要性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
情報社会と呼ばれる現状を、その背景にある情報の歴史的変遷から俯瞰し、情報社会の大きな課題であるデジタルデバイドに焦点をあてて、その実態を検討した。以上の検討を踏まえて、本稿の論点である高齢者の情報バリアの実状を、焼津市の在宅介護支援センターの活動状況等のデータから、福祉情報の視点を交えて検討し、高齢者への情報提供の重要性を明らかにした。さらに、情報の氾濫する現代社会で高齢者がどのような状況におかれているかを、マートンの役割コンフリクトの概念および情報のスクリーニングを援用して解明を試み、高齢者の情報処理にプレゼンテーションが有効に働くことを検証し、高齢者の情報バリアを取り除く一手段として提案した。
- 静岡福祉大学の論文
- 2006-01-31
静岡福祉大学 | 論文
- 障害者の就労支援とその施策、課題--学校、施設、企業、支援事業所の現場の声から
- 知的障害者の就労支援プログラム--知的障害者の就労支援のために
- パソコン指導者育成の「H&Mメソッド」--視覚障害者のパソコン利用支援の指導者育成教育技法の提案
- 特別養護老人ホームの情報化の変遷と課題
- 社会支援から生まれるユニバーサルデザイン(第3回福祉史研究会,福祉史研究会 2005年度活動報告)