創成期の童謡とその音階についての一考察
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概要
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童謡は大正時代に,当時の詩人や作曲家によって誕生した。創成期の童謡は,その多くの曲が,江戸時代から日本に伝わる「旋法」と,明治時代西洋から入ってきた「西洋音階」を融合させた音階によって作曲された。それらは「ヨナ抜き音階」などと呼ばれた,「ヨナ抜き音階」や,それ以外の旋法と西洋音階の融合て作曲された多くの童謡は,我々日本人に広く親しまれた。そしてその音階は童謡のみならず,色々なジャンルの音楽に使用され,現代まで伝えられている。
- 2005-06-16