螺旋導体のキラルまたはラセミ混合による散乱電磁波の細線近似MoM解析
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概要
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人工電磁波媒質における電磁界現象の解析については、これまで準静電的な分極解析、ランダム分布を仮定した波動定数算出、逆散乱問題等から求められた媒質定数を用いる解析に関する報告のみに限られており、全体構造の直接解析に関する報告は行われていない。本論文では、細線近似MoM(モーメント法)にもとづくnec2コード(数値電磁気学コード)を並列計算処理用コードに変換し適用することにより、螺旋導体のキラルまたはラセミ混合構造による散乱電磁波の数値解析を行っている。なお、数値計算処理は、2004年後期に本学部に導入されたIBM e-Server p670により行っている。
- 近畿大学の論文
- 2005-09-30
著者
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浅居 正充
近畿大学生物理工学部電子システム情報工学科
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浅居 正充
Department of Electronic Systems and Information Engineering, Kinki University