2007 偏位直観数学による建築物の崩壊荷重計算(構造,昭和38年度(仙台)大会学術講演要旨集)
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概要
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変化は事物の生命である。変化は観測者の位置の移動により生ずる。観測出発点を(1)から(5)に移動することにより事物の順逆の順位が変位する。而るに事物の実体は不変である。事物の概念は事物の実体が変位し変化したものである。この故に出発点を(1)から(5)に移動して仮想変位をあたえ事物の変化を知ることができる。事物の概念の正確な順位を決定し、この順位の仮想の順逆の順位、仮想偏位を計算して事物の合成概念、変化の状態を知るのである。この思想はLagrangeの仮設変位の原理に基づく仮想働の原理、陰極線オツシログラフの偏向の理論を想起すれば理解し易い。直観による変化観測法、A.事物の概念、B.概念数、C.基本数、D.共鳴数、E.順逆の順位のプログラムを定め、事物の概念数、基本数、共鳴数を元原的一(五)を単位とし円融同化(共鳴)すなわち本体自照せしめ、数学的に十進法と九進法とを連続させ、その順位の仮想偏位を計算し、その変化指数、生成指数、崩壊指数を求める法であり、事物の概念と基本数(共鳴数)とが同一体となり、一相無相となる数学的無想観の実現である。言葉の定義。
- 社団法人日本建築学会の論文