知多湾における堆積物中の有機物の起源
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概要
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知多湾における堆積物中の有機物量と有機物の起源を明らかにするためにTOC含有量,δ^<13>Cを測定した。知多湾の西域から中央域では,堆積物中のTOC含有量は海洋で生産された有機物によって高くなっていることが明らかとなった。一方,矢作川河口域では,堆積物中のTOC含有量やδ^<13>Cが地点間で大きく異なっており,堆積物中の化学環境の傾斜が大きいことが明らかとなった。特に,河口域の中央から西側では矢作川から供給される細かい粒子や有機物が多く堆積しており,底質環境に大きな影響を与えていると考えられた。
- 公益社団法人日本水産学会の論文
- 2007-01-15
著者
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堤 裕昭
熊本県立大学環境共生学部
-
山田 佳裕
香川大学農学部
-
中島 沙知
愛媛大学大学院連合農学研究科
-
三戸 勇吾
愛媛大学大学院連合農学研究科
-
多田 邦尚
香川大学農学部
-
三戸 勇吾
香川大学農学部
-
堤 裕昭
熊本県立大
-
Tsutsumi Hiroaki
Faculty Of Environmental And Symbiotic Sciences Prefectural University Of Kumamoto
-
山田 佳裕
香川大学農学部生命機能科学科
-
山本 敏哉
豊田市矢作川研究所
-
白金 晶子
豊田市矢作川研究所
-
中島 沙知
香川大学農学部
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