看護学科2年次学生のかかえる学習上の問題
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概要
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2年次をむかえた本学看護学科1回生38名を対象に,看護師資格取得に対する思いと学習上困っていること,学習に影響する生活状況について質問紙調査を行った。その結果,看護師になることへの意志・思いは,入学時と比較して,7割が「強くなった」とこたえ,「変化はない」は8名(21.6%),「弱まった」は3名(8.1%)であった。学生の学習状況と学習成果の認識は,「努力しており,成果につながっている」は1名,「努力しているが,成果につながらない」4名(10.5%),「努力しようという思いはあるが,行動に移せていない」が32名(84.2%)という結果であった。そして,学習をしていくうえで困っていることが「ある」としたものは38名中37名であった。その内容は,「講義を受ける上での困りごと」,「講義に対する意見・要望」,「講義内容の理解不可能」「科目に対して苦手意識があって困る」,「記憶することの困難」,「自分自身の学習能力への不安」,「学習方法の決定の困難」であった。今回の調査から,学生を理解することの必要性と理解するための機会のとらえ方について考えるとともに,これらより,学生の看護師になることへの意志・思いをささえるための教師としてのあり方を考察した。
- 2006-06-20
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