介護保険制度と介護予防について
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概要
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2000年に施行された介護保険制度は我が国に欠かせない社会保障制度の一つとなってきているが,過去5年間でサービス給付やそれに伴う費用が急増し,今後も増加していくことが予想される。高齢者の自立の支援のために,より効率的で有効な制度とするために様々な制度改正が行われることとなった。中でも,要支援者に対する「新予防給付」と要支援まで至らない虚弱高齢者を対象とした「地域支援事業」等が介護予防として新たに導入された。その中のプログラムの一つの重要な柱として「口腔機能の向上」が全ての市町村において施行されることとなった。プログラム対象者の選定,関わるスタッフの専門性や歯科医療との関わりなど多くの課題が残されており,これらを解決しながら,よりよいプログラムに改善していく必要がある。
- 東北大学の論文
- 2006-06-30
著者
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