無線メッシュネットワーク向けTDMAベース帯域予約方式における、フロー間の干渉関係を考慮したスロット割り当て方式(ワイヤレスネットワーク,FMC,モバイルネットワーク,情報家電ネットワーク及び一般)
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概要
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現在、無線LAN等で構築した無線メッシュネットワーク上において、大容量のビデオや音声をユーザに配布するマルチメディア通信サービスが広がりつつある.これらの通信のQoSを保障する技術として、TDMAベースMAC技術を用いた通信帯域予約技術が研究されている.無線メッシュネットワークでは、各ノードの電波の到達距離は限られており、Spatial Reuseを考慮してスロット割り当てを行うことで、各フローに対してより多くのスロットを割り振ることが可能である.本稿では、スロットを割り当てる際に隣接リンクのスロット情報を調べ、自フロー内に空きスロットが不足しているリンクがあった場合に、ボトルネック付近の隣接リンクに関してスロットのSpatial Reuseを考慮してスロットを再割り当てするSpatial Reuse Slot Allocation with Reallocating Neighbor Linksを提案する.また、シミュレーションによりSRSA-RNFの性能評価を行うことにより、SRSA-RNFが既存手法よりもフローに対して平均12%多いスロットを割り当て可能であることを示した.
- 2006-11-09
著者
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