屋久島におけるエコツアーガイドの実態と課題
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概要
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今日,地球レベルで環境問題が深刻化してきている.1972年には国連人間環境会議において「持続的開発」の基本理念が取り上げられ,それとともに「エコツーリズム」の概念も広まってきた.エコツーリズムの定義は多様であるが,一般に「観光産業の発展」,「自然・文化・歴史の保護」,「地域の活性化」が合わさったものをエコツーリズムと呼んでいる.屋久島は世界自然遺産に登録されて10年余りが経過し,エコツアーのメッカとして知られる島である.エコツアーにはエコツアーガイドの存在が不可欠である.屋久島にはおよそ80人のエコツアーガイドがいると言われるが,その正確な人数は把握できていないのが現状である.本稿では,屋久島を事例として,エコツアーガイドの意識を分析するとともにエコツアーガイドが抱える課題についても考察する.
- 鹿児島大学の論文
- 2004-03-31
著者
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