地方大学と生涯学習
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概要
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本稿は, 地方に暮らす人々のための大学ということから地方大学と生涯学習の関係を問題にした。本論では, 地方大学と生涯学習の課題の問題意識と方法論的課題をのべた。地方大学を科学の大衆化と実際生活に密着した学術の府として, 問題提起した。地方大学という概念は, 実際生活や科学のモラルから遊離し, 細分化された専門主義, 中央集権的な大学論に対するアンチテーゼという意味から使用した。教養教育の大衆化と科学におけるモラル問題は, 大学の教養教育の重要な使命をもっている。地方大学の実際生活に根ざした地域主義は, 大学の使命を有効に機能させることができる。教養教育と大学の使命として, 社会学者のオルデガの大学論や戸坂潤の教養論, 戦後の新制大学の発足の理念, 戦後の大学施策, 中央教育審議会答申の教養教育の提言などを参考にして, 教養教育と大学の使命の問題を整理した。
- 鹿児島大学の論文
- 2004-02-23
鹿児島大学 | 論文
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