災害復旧された擁壁に作用する主働土圧について
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概要
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擁壁背面から任意の距離に載荷重がある場合の主働土圧を簡単なモデルに基づいて検討した.得られた結果は以下のように要約される.(1)検討された式は無次元表示されており, 災害復旧の条件に応じた経済的な設計に利用できる.(2)主働土圧はλ=1/tanβ_fのとき無載荷の場合と同じである.しかしβ_fはλによって変わるので, 載荷重の影響を無視できるλの値は与えられた条件によって求める必要がある.(3)土圧分布は一般に曲線であり, 直線分布は特別の場合である.また主働土圧の作用位置は直線分布の場合よりも擁壁底面から高くなるが, その差は小さい.
- 鹿児島大学の論文
- 2001-03-01
著者
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