開花時における空気の乾湿が粟の開花及び授粉に及ぼす影響
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概要
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稲の交配に当つて, 交配室内の湿度を努めて高く保つ事が必要とされている.主として夜間及び早朝に開花を行う粟が, その開花様相や授精に, 開花時における空気湿度の影響を受けることは予想に難くない.事実筆者等は1949年以来粟の開花習性及び人工交配法に関して研究を行つているが, 乾燥条件下の開花にあつては屡々その開花運動が不完全となる事に気付いた.この事は交配の成果にも関係すると思われるので, より詳細に検討して置く必要がある.本実験はかかる見地から1952年夏期に行われた.本実験及びその報告に当り, 懇篤なる御指導及び御校閲を賜つた京都大学香川冬夫博士及び赤藤克己博士に対し深甚の謝意を献げる.費用の一部は文部省科学研究費の援助を受けた.記して謝意を表す.
- 鹿児島大学の論文
- 1954-11-30
鹿児島大学 | 論文
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