2.鹿児島大学農学部高隈演習林に植林されたスギ材の材質と利用(第4報) : ヨシノスギ材の機械的性質と比重の関係
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概要
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鹿児島大学農学部高隈演習林(鹿児島県垂水市海潟)に植林された樹齢28年生のヨシノスギ(胸高直径24.1〜27.1cm)3本の供試木を伐採し, あらかじめ設定した地上高位置の円盤を採取後, 円盤間にある各地上高の幹材について, JIS規格に準ずる強度試験を行った。これらの結果は次のように要約される。1)供試木3本の気乾比重の平均値は0.38(最大値0.57,最小値0.22)にあり, 平均年輪幅の平均値は0.51cm(最大値3.07cm, 最小値0.15cm), 含水率の平均値は15.5%であった。2)胸高部位における心材部および辺材部の平均年輪幅は, それぞれ0.70cm, 0.32cmを得た。3)それぞれの機械的性質をこれまでに得た3品種(ヤクスギ, メアサスギおよびクモトオシスギ)とほぼ近似した値を得た。
- 1988-03-26
論文 | ランダム
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