看護基礎教育における代替療法の活用に関する一考察 : メディカルアロマセラピーを中心として
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概要
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2002年度から、本学での授業や行事等にメディカルアロマセラピーを取り入れ、活用してきた。成人看護学の授業、オープンキャンパス、公開講座などである。本稿は、その実践内容について紹介し、看護基礎教育における意義について考察したものである。アロマセラピーが注目される今日、アロマセラピーの正しい知識や精油を用いるときの注意点を教えることは、さまざまなトラブルを予防する上で重要である。授業に取り入れることで、学生の五感を使いリラクゼーションを感じ取る体験学習となっていると思われた。また、コミュニケーションの手段として、教育現場のメンタルケアの補助としてなど、その活用の幅が広い。看護の質を高めるツールとしても大きな可能性を感じている。
- 2006-03-31
著者
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荒木 こずえ
川崎市立看護短期大学
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島田 祥子
川崎市立看護短期大学
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小濱 優子
川崎市立看護短期大学
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赤坂 憲子
慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科看護学専修
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藤村 真希子
北里大学大学院看護学研究科基礎看護学専攻
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赤坂 憲子
前川崎市立看護短期大学
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森末 真理
前川崎市立看護短期大学
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