文法研究と文型研究 : 日本語教育文法を視野に入れて
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
小文では日本語教育に必要とされる文法研究のうち、とくに文型研究、文型教育のありかたについて有益な議論をおこなうものである。昨今、提唱される日本語教育のための表現文法、あるいは教育実践文法とよばれるもののなかでの位置づけも同時に考える。まず、これまでの文型研究を俯瞰したのち、文型教材の主要なものについて検分し、いくつかの問題点を指摘する。さらに、構造と意味の両面からとらえた機能文型としての骨組みを提示し、内外の文型教材の需要などをふまえながら、体系的な構図といったものを想定する。語彙にもシソーラスがあるように、科学的な分類による文型水準、シソーラスといったものの模索、構築の一歩とする。
- 大東文化大学の論文
大東文化大学 | 論文
- 障害幼児の発達特性と母親のニーズの関係
- 当事者と分析者
- 政治学科設立四周年記念号に寄せて
- パネリストによる問題提起 (3) : ナショナリズムにおける欧州と日本(欧州のナショナリズム-過去・現在・未来-)
- 開会の挨拶(どこへ行く民族と国家-方法論と分析視角について-)