介護老人福祉施設におけるケアスタッフの終末期ケアに対する認識 : M市内介護老人福祉施設調査より
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概要
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M市内にある介護老人福祉施設で働くケアスタッフの、高齢者終末期ケアに対する認識を明らかにし、日本における高齢者終末期ケアのあり方を模索していくための資料とすることが今回の研究目的である。研究方法は、M市にある介護老人福祉施設に勤務する人全員を対象に、高齢者終末期に関する認識、属性、心理的健康状態などを調査項目とした自記式質問紙調査である。結果は、調査対象201、回収率61.1%、そのうちの有効回答数92(74.7%)であった。高齢者終末期(死亡前3ヶ月)に重要であると認識されていたのは清潔でいること、痛みがないことなどの身体的苦痛、スピリチュアルな苦痛に対する認識とともに、医療専門職への期待が高いことが明らかになった。また因子分析の結果5つの因子が抽出された。
- 2005-12-25
著者
-
原 等子
日本赤十字九州国際看護大学
-
Schreiner A.S.
日本赤十字九州国際看護大学
-
寺門 とも子
日本赤十字九州国際看護大学
-
佐伯 あゆみ
日本赤十字九州国際看護大学
-
寺門 とも子
今津赤十字病院
-
寺門 とも子
前日本赤十字九州国際看護大学
-
稲留 由紀子
日本赤十字九州国際看護大学
-
シュライナー A.
前日本赤十字九州国際看護大学
-
佐伯 あゆみ
今津赤十字病院
-
シュライナー A.
日本赤十字九州国際看護大学
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