免荷が大腿骨近位部骨密度へ与える影響
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概要
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下肢外傷により,治療上患側下肢免荷を余儀なくされた入院患者20名,平均年齢39.2(20〜61)歳を対象とし,DXA法を用いて大腿骨頸部,転子部の骨密度を測定し,健側骨密度に対する免荷側骨密度の低下率を用いて,免荷による骨萎縮率の評価を行った.免荷期間の平均は28.8(7〜82)日で,大腿骨頸部の平均骨萎縮率4.9%,大腿骨転子部は平均3.5%であった.大腿骨頸部の骨萎縮率と完全免荷期間との相関係数は0.50(p<0.05),同じく大腿骨転子部では0.63(p<0.01)で,回帰直線の傾きは,大腿骨頸部では0.09,大腿骨転子部では0.13と,大腿骨近位部は免荷により1日で約0.1%の骨萎縮を来たしていた.
- 社団法人日本リハビリテーション医学会の論文
- 2006-08-18
著者
-
永田 見生
久留米大学 医学部整形外科学講座
-
志波 直人
久留米大学リハビリテーションセンター
-
松瀬 博夫
久留米大学リハビリテーションセンター
-
名護 健
久留米大学リハビリテーションセンター
-
梅津 祐一
久留米大学リハビリテーションセンター
-
永田 見生
久留米大整形
-
松瀬 博夫
久留米大リハセンター
-
名護 健
久留米大リハセンター
-
荻野 美佐
久留米大学医療センターリハビリテーション科
-
梅津 祐一
和歌山県立医科大学 リハビリテーション医学･スポーツ温泉医学研究所 みらい医療推進センタ-
-
梅津 祐一
九州工業大学
-
荻野 美佐
久留米大学医療センターリハビリテーションセンター
-
荻野 美佐
中華人民共和国
-
志波 直人
久留米大学 医学部
-
志波 直人
九州工業大学 大学院工学府
-
志波 直人
久留米大学 リハビリテーションセンター
-
志波 直人
久留米大学病院 リハビリテーション部
-
名護 健
久留米大学 大学院
-
梅津 祐一
久留米大学 リハビリテーションセンター
-
永田 見生
久留米大学
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