附属の改革の歴史とその課題 : 附属在職30年を振り返る
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概要
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1976(昭和51)年に本校に赴任して以来30年の長きにわたり私の母校でもある附属にお世話になったが、いよいよ本年度(2006年3月)で退職となった。振り返ると、この30年のうちの中後半の17年は附属の激動期であったと思う。1988(昭和63)年最初に運営委員に選出され時、私は42歳だった。その後現在に至るまで、運営委員3年、研究部1年(運営委員歴任後1年は役職に就かない内規による)、つづいて研究部長6年、運営委員3年、高校副校長5年と学校改革(大学本部、教授会、研究開発、後援会問題、中高一貫校たち上げ、附属のあり方懇、文部省折衝、大学附属問題小委員会、法人化問題、定員削減問題等)の渦中にいた私は、ただ、がむしゃらに全力で駆け抜けてきた想いがする。今退職するにあたり改めてこうした私を支えてくれた附属の環境、先生方、生徒諸君にすばらしさを感じている。退職にあたり研究部より執筆の機会をいただいてからなかなか筆が進まなかった。不十分ではあるが在職30年を振り返ってみたい。第1部では附属に赴任して以来の私の喜びを現附属の先生方にも味わってもらいたいと思い「もう一つの視点からみた附属と教師像」と題して勝手に書かせていただいた。第2部では附属の学校改革取り組み10年目の評価と中高一貫校への転換にあたる論議を紹介し、現在の附属の歩みへと今後の課題を提示した。第3部は、附属のあり方に対する確固たる自信を持ち今後を切り開いていって欲しいとの願いをまとめた。
- 2005-11-30
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