壮年期以降の栄養素等摂取状況と歩数との関連
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概要
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(1)エネルギーは所要量を充足しているもののカルシウム、鉄の摂取量が少ない。(2)ビタミン、ミネラルなど微量栄養素の摂取量については男女ともレチノール当量、ビタミンB_1の摂取量が休日で有意に低値を示したが、ビタミンC、食物繊維は平目、休日に関係なく摂取量が少ない。(3)女性のほうが男性より鉄の充足率は低いが、レチノール当量、ビタミンB_1、ビタミンB_2、ビタミンCについては充足率が高い。(4)間食やアルコール等の1食あたりの栄養素等摂取量は、女性のほうが男性より若干多く、なかでもカルシウム、ビタミンCなどで多く摂取されていた。(5)朝食は3食の中で最も少ないが、カルシウムの摂取量のみ昼食より多く、夕食はいずれの栄養素も摂取量が3食の中で最も多い。(6)平日及び休日の歩数は、男女とも休日で若干少ないものの有意差はみとめられず、50〜60歳代の男性と30〜40歳代の女性では逆に平日の歩数が休日より少なかった。(7)1日の歩数では、平日のほうが休日より多いものと変わらないものを合わせて約7割を占めたが変動幅は大きく、充足率においてはカルシウム、鉄、ビタミンCなどの不足が目立ち、歩数の多少に関係なく摂取エネルギーが多いものもあった。
- 北陸学院短期大学の論文
- 2004-03-05
北陸学院短期大学 | 論文
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