Luponia castanea Higgins, 1868 (タカラガイ科)に新名
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概要
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Higgins(1868)が記載したLuponia castaneaはCypraea castanea Roding(=C.mauritiana Linnaeus)に先取されて無効名である。しかしShaw(1909)はC. castaneaはC. similis Gray 1831, non Gmelin, 1791と同種と考えC. fuscorubraの名を与えた。Burgess(1970)はC. similis GrayにC. gondwanalandensisの名を与えた。Kilburn(1972)はこれをfuscorubraの異名と指摘した。しかし近年20個以上のfuscorubraと数個のcastaneaが採集され, それらを検した結果別種であることが判明したので名を失っているL. castaneaに対し, Cypraea verhoefi n. n.の新名を与えるものである。
- 日本貝類学会の論文
- 1982-04-15
日本貝類学会 | 論文
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