Evolved UTRA上りリンクシングルキャリアFDMA無線アクセスにおけるPAPRを考慮した16QAM変調の検討(誤り訂正,MAC,無線通信一般)
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概要
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本稿では,Evolved UTRA上りリンクシングルキャリア(SC)-FDMA無線アクセスにおいて,ピーク電力対平均電力比(PAPR: Peak-to-Average Power Ratio)を考慮した場合の平均パケット誤り率およぴスループットの観点から16QAM変調方式を比較評価する.シミュレーション評価より,(8,8)star 16QAM変調方式(外円と内円の振幅比は1.2)は,6パスのTypical Urbanチャネルモデル,符号化率1/3のターボ符号化を用いたとき,PAPRの現実的な指標であるcubic metric(CM)を考慮した場合の平均受信E_s/N_o(1シンボル当たりの信号電力対雑音電力密度比)をsquare 16QAM変調方式に比較して約0.8dB低減できることを示した.しかしながら,適応変復調・チャネル符号化を用いた場合,符号化率1/3を用いる16QAM変調方式の適用領域は,より高いスループットを実現できる符号化率2/3を用いるQPSK変調方式によって置き換えられるため,結果として,square 16QAM変調が16QAM変調方式の候補として最も適していることを明らかにした.
- 2006-06-15
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