「レギオン(軍団)に憑かれた人の癒し(マルコによる福音書5:1〜20)」をめぐって : アジア的聖書解釈は可能か?(3)
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概要
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第三世界における暴力と貧困からの解放を志向する「解放の神学」に触発されて、聖書批評学においても新しい読みが提案されている。その実例として「レギオンに憑かれた人の癒し」記事の社会史的解釈と文化批評的・人類学的解釈を紹介する。そこでは、この記事の直接背景としてあるローマ帝国による軍事支配と、その圧制からの暴力を伴わない解放が描き出される。次に、わが国を代表する聖書批評家と説教家の言説を批判的に検討することで、われわれ自身の社会的定位の検証を行う。
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