東南アジア諸国における経済成長と家計貯蓄行動及び金融構造
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概要
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本論文は,東南アジア諸国に於ける経済成長が輸出促進工業化政策を主たる要因として生じたという見解に対し,通貨危機の発生などにより疑問を感じ,それに代わって内需主導による方が継続的経済成長につながるという観点にたっものである.その内需の主たる地位を占めるのは家計行動,すなわち消費と貯蓄である.本論文は,タイ・マレーシア・インドネシアに於ける内需のうち投資の資金源となる家計貯蓄を中心に分析するとともに,資金循環を効率化する金融構造を精査することで,そこに類似性と相違性及び問題点を明らかにして共通する法則性を見出し,内需主導の経済成長達成のために必要な対策を考察するものである.
- 2001-04-01
論文 | ランダム
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