コンピュータ実習室における超低周波電磁界対策に関する一考察 : 電磁波の影響を抑えたコンピュータ実習環境の構築をめざして
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は,業界規格やコンピュータ関連機器からの電磁波放射状況の測定結果をもとに,電磁波の影響を最小限に抑えたコンピュータ実習環境を構築するための方策について考察するものである.情報機器の普及とともに,そこから発せられる電磁波による人体への悪影響を懸念する声が高まっている.このような電磁波の影響を抑えるために配慮すべき機器や最適な配置について検討した.電磁波の影響は放射源から少しでも離れることで大幅に低減できることと,業界規格に適合するために放射源から離れるべき距離が確認できた.これらをもとに検討した結果,ディスプレイ背面を作業位置から離すことができる列型と島型配置が最適であろうと結論付けた.しかし,希望する収容人数によっては最適な配置が選択できないことも多い.この場合は列型配置を採用してコンピュータの間隔を詰めることで,電磁波の影響を抑えながら収容人数を増やすことができるだろう.
- 2003-04-01
論文 | ランダム
- 流行と不易(会長に就任して)
- X線サチコン撮像管 (物質のミクロの構造の動的解析) -- (X線検出器及びデ-タ処理)
- X線テレビ (回折実験技術の進歩) -- (X線回折)
- X線による結晶成長の研究 (結晶成長(特集))
- 半導体結晶のトポグラフィ (X線トポグラフィ(特集))