「高学年造形遊び不要論」の検討
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概要
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本研究では,第27回美術科教育学会CHIBA大会において吉田の発表した「高学年造形遊び不要論」について,先行研究や実践例などをもとに検討を行った。その結果,吉田によって指摘された問題点は,小学校高学年の造形遊びが本質的に持つ問題点でなく,高学年の造形遊びを実現するための諸環境に関する問題点,つまり,改善可能な運用上の問題点であった。したがって,高学年造形遊びを不要とするのでなく,人,時間,場所,情報といった諸環境に対して改善をすべきだとの結論に至った。
- 2006-03-31
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