ディーゼル燃料油の磁界処理効果に関する研究 : 燃焼室内圧力の測定
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
磁界処理された燃料によるディーゼル機関の運転性能と,無処理燃料での運転性能とを比較するために,機関内燃焼圧力を測定し,燃焼圧力の連続波形のピーク値及び単一波形の分析を行なった.検討結果はつぎのとおりである.1.燃焼圧力ピーク値の平均値は,負荷率0〜75%のとき磁界処理燃料での運転が無処理燃料での運転よりも高い値を示した.2.負荷率100%以上での運転においては,磁界処理と無処理燃料による運転での燃焼圧力ピーク値の平均値に差は認められなかった.3.1サイクル毎の圧力波形では,磁界処理燃料と無処理燃料での運転で,燃焼の過程の着火遅れ期間に違いは認められなかった.4.燃焼過程の燃焼期間を比較すると,100%以上の負荷率運転で,磁界処理燃料は無処理燃料の燃焼期間よりも長かった.
- 千葉大学の論文
- 1992-02-25
著者
関連論文
- 農用小型トラクタの振動について : I. 非走行時における振動
- ディーゼル燃料油の磁界処理効果に関する研究 : 燃焼室内圧力の測定
- 農用小型ディーゼル機関の植物油による運転に関する一考察
- 小形うず巻ポンプの性能について
- 除草剤用クロスノズルの散布性能について
- 背負動力ミスト・ダスタの送風機性能について
- ティラ型トラクタのすきによる平面耕における作業能率について
- コツプ式ろ過器の水頭損失
- 2流体ノズルを持つ防除機の散布特性