日本の心理的風土に関するQ技法-因子分析と測定用具の開発(1) : 予備的研究
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概要
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日本の組織における心理的風土を対象として,(1)その文化的特質を客観的かつ操作的な手続で抽出すること,(2)それにもとづいて,日本の心理的風土の特質を,可能な限り具体的に把握しうるような測定用具を開発すること,が本研究の目的である。基礎データとして,日本の心理的風土に関する直接的かつ現象的なデータが,現実の職域における従業員から収集され,それらを集約した形で,84枚のQ分類用カードが作成された。学識経験者100名(男65,女35)及びD社管理職男55名に実施したQ分類の結果にもとづいて,Q技法-因子分析を行なった。予備的研究の意味から,ここでは一応10個の因子を抽出し,足立(1981)の因子分析結果との関連で6個までを試みに解釈した。足立(1981)における一般的な心理的風土の6個の因子に関して,それぞれ日本の文化的要因を含んだ測定項目を選定するために,上記手続で抽出された因子別の因子列にもとづいて,測定用具作成に関するプリテスト用の予備的な調査項目が72個作成された。
- 1982-01-30
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