除草剤用クロスノズルの散布性能について
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概要
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クロスノズルの散布特性に関する実験の結果はつぎのとおりである.1.流量係数は0.6程度で,噴孔面積が近似のディスクノズルと同じである.2.流量分布は,低圧散布(2.5〜5.0kg/cm^2)のとき,X軸方向の両端に,ノズル中心位置と同程度のピークがある.3.噴霧角は,写真測定と印画紙法の両方を検討したところ,印画紙法による測定の方が実際の散布に近い状態で測定できた.4.クロスノズルの噴霧平均粒径は,児玉(1971)による平均粒径を求める実験式の約1/2であった.5.噴霧圧力と噴霧角の関係はつぎのとおりである.y_1=0.7405x+84.6760 y:噴霧角θ(度)y_2=-0.8486x+50.1888添字1はX軸,2はY軸噴霧圧力P(kg/cm^2)6.噴霧角θよりノズル1個当りの散布幅(<AB>^^^-)を求める式は[numerical formula]となる.7.重複率γを考慮した均一散布の一般式は次式で示される[numerical formula]ここでH:ノズルの地上高(cm)L:ノズルの取付間隔(cm)θ:噴霧角(度)γ:重複率
- 千葉大学の論文
- 1974-03-15
著者
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