小学校運動場における児童の遊び行動
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概要
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1.区画,人数による利用傾向は,グループの形成されている学校の休み時間では10分間位で遊び領域形態が固定される.そのごは区画数150,人数500人前後で横ばい状態になる.始業前のように,徐々に出現する場合は増加傾向を示す.2.区画数による利用人数の分布はポアソン分布に類似する.区画平均利用人数λ=2〜3人.3.区画内の時間的変化が指数的であることから,区画平均利用人数および時間的連続変化をもとにして,連続,定位領域を区別する.定位領域の中でとくに,人数,時間変化が多くみられるのは固定施設付近と学年による遊び領域の把握がある.4.特定クラスが多く支配しているような遊びでは,領域形成がパーン化され,そのパターンは遊びの種類による.5.推移行列からの傾向は,同一区画の一分間の変化は人数の点ではこまかく,またグループ間の動きでも絶えず動いている.人数の固定した静的な状態になることは少ない.
- 千葉大学の論文
- 1971-12-31
著者
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