死因構造と疾病構造のダイナミスム : 3大成人病,最近12年間の検討
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概要
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最近の日本人の平均寿命の延びは脳血管疾患の死亡率低下による部分が大きいと言われるが,延びた寿命は果たして「健康長寿」が実現されてのことであろうか?この点について,人口動態統計,患者調査,生命表を用いた検討を行った。3大成人病,悪性新生物・心疾患・脳血管疾患について1975年から1987年までの,男女別,生命表死亡数曲線,(生命表死亡数+受療者の生命表生存数)曲線を作成し,脳血管疾患(女)では「死」の減少の部分が「病」の増加に置き換えられていることが曲線上に明快に示された。脳血管疾患(男)では「死」,「死+病」とも減少がみられる。また生命表を用いた「死」,「死+病」曲線によって「老年病の生命史」を考察した。1.発育期:悪性新生物・男,2.成熟前期:悪性新生物・女,3.成熟中期:心疾患・男,4.成熟後期:心疾患・女,5.衰退前期:脳血管疾患・女,6.衰退中期:脳血管疾患・男,7.衰退後期:今後。
- 1990-12-15
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