圧粉磁心を用いた埋込永久磁石同期モータの基礎特性(<特集>「ショートノート」(卒論・修論特集))
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文は,圧粉磁心を埋込永久磁石同期モータの固定子と回転子に適用させたとき,磁気特性を定量的に把握することを目的としている.3種類の圧粉磁心と珪素鋼板のB-H曲線をモデル化し,2次元有限要素法を用いて圧粉磁心と珪素鋼板の磁気特性を比較した.圧粉磁心のB-H曲線の特徴として,(1)B-H曲線の立ち上がりが遅れる(2)透磁率,最大飽和磁束密度が珪素鋼板に比べ低いということが挙げられる.この条件をすべて満たすように圧粉磁心のB-H曲線を3種類モデル化した.解析の結果,平均磁束密度に対する圧粉磁心の透磁率は珪素鋼板の透磁率に比べ90%減と大幅な減少であった.しかし,圧粉磁心の透磁率が珪素鋼板に比べ非常に低いにも関わらず,無負荷誘導起電力,有効磁束等の磁気特性はほとんど変わらない結果となった.
- 2006-03-03
論文 | ランダム
- 41480 天井吹出型パーソナル空調システムの研究 : その2 冷房時の室内環境評価(タスク・アンビエント空調(1),環境工学II)
- 41481 天井吹出し型パーソナル空調システムの研究 : その3 自席パソコンからの空調制御システム(タスク・アンビエント空調(1),環境工学II)
- 41482 天井吹出型パーソナル空調システムの研究 : その4 エネルギー評価(タスク・アンビエント空調(1),環境工学II)
- 日本の伝染性ファブリキウス嚢病(IBD)ワクチン未接種鶏におけるワクチン様IBDウイルスの検出(ウイルス学)
- 病原型伝染性ファブリキウス嚢病ウイルスのin vitro解析における鶏Bリンパ腫由来DT40細胞の有用性(ウイルス学)