遅延フィードバック制御された強制ダフィン系に現れるカオス的過渡状態の非線形制御について
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概要
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遅延フィードバック制御された強制ダフィン系などの力学系に現れるカオス的過渡状態を制御する目的で,制御外力に非線形部分を導入した.ただし,この非線形部分は制御目標軌道の安定性に影響を与えないように導入している.この非線形部分の役割を数値計算によって調べた.なお,本報告の結論の多くは,NLP2005-84[1]と基本的に同じである.今回改めて報告する理由は,このNLP2005-84で参考文献として挙げた山末・引原氏のNLP2003-32[2]を引用する際に,正確さを欠く記述が数ヶ所あったためである.そのため,本報告で正式な訂正を行う.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-03-13
著者
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