励振モード制御による多モード光ファイバコネクタ損失測定の再現性向上
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概要
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多モード光ファイバの接続損失は,測定に用いる光源に直結した光ファイバの励振モード分布に依存して変化する.本研究では波長850nm,1310nmの2種類のLED光源に接続した,コア径50μm,62.5μmの2種類の2m長多モード光ファイバコードに,直径25mmの曲げを複数回与えて放射角の異なる種々の光源を模擬した.500m長多モード光ファイバを定常モード励振器として用いて励振モードを制御することにより,光源の種類によらず安定した定常モード励振を実現し,接続損失測定のばらつきを1/2程度以下に抑制できることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-02-24
著者
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瀧澤 和宏
株式会社フジクラ
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立田 光廣
千葉大学大学院自然科学研究科
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立田 光廣
千葉大学大学院融合科学研究科
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川瀬 雅敏
千葉大学自然科学研究科
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立田 光廣
千葉大学自然科学研究科
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平 淳司
株式会社精工技研
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