「サービス日本語」という考え方 : 観光都市ハワイでの日本語教育の現状から考える
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概要
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近年、日本のみならず世界レベルにおいて、「旅行ブーム」「観光ブーム」が巻き起こっており、世界経済の発展と共に、外国への渡航が特に盛んになってきている。年々増加傾向にある、海外旅行者のなかでも、国民人口に対して、日本人の占める割合は高く、世界の国際観光支出のうち2000年には、日本は第4位となっている。さらに、訪問先の地域をごとに見ていくと、ハワイやグアムなどのリゾート地の割合が圧倒的に高く、ハワイにいたっては、200万人もの日本人が過去5年間に平均的に訪れている調査結果がある。ここで、注目したのが「観光産業」と「日本語」である。正しくは「日本語教育」と言えるかもしれない。海外旅行につきものといえば、言語・文化などの"壁"である。長期滞在型の海外旅行が増えてきた今、滞在期間が長ければ長いほど不自由するという、言語・文化の障害を軽くすることが可能ではないだろうか。観光業や旅行業などに代表される、いわゆるサービス業と日本語教育を結びつけ、「ビジネス日本語」をさらに絞りこんだ「サービス日本語」という考え方を提案し、検討していきたいと思う。
- 2004-04-30
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