家庭科男女必修にむけての高等学校の対応とそれに伴う問題点についての考察
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概要
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家庭科男女必修実施に向けての高等学校の対応と、それに伴う問題点を検討した結果次のことが明らかになった。(1)平成6年度より愛知県公立高校では全校で家庭科男女4単位実施が行われることになった。(2)家庭科教員及び講師の確保についてほぼ見通しが立ったが、教員定数の面で問題が残る。(3)家庭科教員の情報処理(コンピュータ操作及び指導)の研修の充実が急がれる。(4)家庭科男女共修のための実習教室の整備が現状では不十分である。(5)進学校における生徒の関心とマッチした授業や実習への取り組みのための教員の研修の必要である。(6)職業高校或いは指導困難校における教員確保と、担当者の研修とささえ方の検討が必要である。(7)家庭科男女共修についての一般教員及び保護者の理解と協力が必要である。家庭科の授業をやめて大学受験科目の授業の強化をしろとの批判を受けないように教職員全体の共通理解が必要である。
- 1994-12-31
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