情報処理タイプの相違が Listening Comprehension Test に与える影響
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概要
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本研究では次の3点が明らかになった。(1) 情報処理タイプの違いはリスニングテストに異なる影響を与える傾向がある。(2) 談話処理タイプは下位群のリスニングを促進する。(3) 文処理タイプと談話処理タイプの相違がリスニングテストに与える影響は、視覚的資料を伴う会話形式において最も大きく、その反面、視覚的資料を伴わない長文形式においては影響を及ぼさない。現状のリスニング指導では2つの情報処理タイプの相違は考慮されず、それぞれの特性が活かされることはない。今回の研究により、文処理タイプと談話処理タイプの相違がリスニングに影響を与える可能性は一層強まった。しかも、後者は前者よりリスニングを容易にする傾向が判明した。指導者は、情報処理タイプを選択、及び操作することによって、指導目標と学習者の学力レベルに応じたきめの細い指導を提供できると考える。
- 駒沢女子大学の論文
- 1995-03-03
駒沢女子大学 | 論文
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