運動志向とTHI調査 (その2) : 保育科学生におけるライフスタイルの変化II
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概要
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1、本学保育科学生が定期的な運動習慣を有する割合は、短大生としては平均的か、やや低い方である。2、身体的な悩みを持つ学生は多く、自身の健康管理についての意識は高いようである。3、今年度は運動実施群の呼吸器および多愁訴尺度得点が、非実施群に比較して高いことが特徴的であったが、呼吸器尺度は運動実践の有無による差異とは言い難く、より個別な分析が必要であると考える。4、運動継続群の性格と心、および生活ストレスのプロフイールは良好なことが確認された。さて、学生の余暇時間において運動・スポーツが占める割合は決して少なくはないが、運動しない理由の「時間の余裕がない」は、授業の過密さや通学によるゆとりの無さだけでなく、アルバイトによるものとも推察でき、学生のその他の活動にも影響しているのではないかと思わせるものがある。共同研究の生活調査によればアルバイトの目的は、ほとんどが小遣いのためであり、職種は店員が85.7%といった内容である。学生の価値観、意識との関わりにおいて余暇時間の活用を考える必要性があろう。今後の課題として、学生が運動・スポーツをする動機、興味、関心について調査をすすめると共に、休日の過ごし方や一週間単位の生活状況を把握していきたいと思う。
- 1995-03-03
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