(アメリカのビジネス・スクールでの)OR/MSの教育・研究の最新事情
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概要
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これまでのOR/MSの共同体(コミュニティ)は(研究者の自己満足のための)研究・応用重視で教育を疎かにする傾向があった。それでビジネス・スクール界隈で1990年代の深刻な不振を招いてしまった。本稿はAACSBの2003年度の公認基準更改で「統計データ解析と経営科学」での学習体験が必須という条項で息を吹き返したのを機会に教育に力を入れることを学会を挙げて推進している様子を紹介している。筆者は自身の大学での教育・研究をどう成すべきかということに転換してその問題への対処を探っている。ここで提案されている新しい研究領域は表計算工学と最終利用者によるモデル化の支援でこれで技術開発と利用が分離されると期待される。他方, 教育の現場では教員は大学の使命と目標に直結した授業計画を建て学生に対して学習の成果として約束できるものの提案をしなければならないとしている。教員は研究成果のみならず教育の成果も求められるようになる。
- 近畿大学の論文
- 2004-07-30
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