患者別有限要素解析による骨粗鬆症脊椎の骨折リスク評価に関する検討
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概要
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Osteoporosis is serious medical issue to be solved in aging society. There are no less than 10 million osteoporosis patients in Japan. Osteoporosis causes frequently bone compressive fracture in lower vertebrae. It is important to estimate a fracture risk and provide adequate treatment in early stage of osteoporosis. However, bone mineral density is quantified by Dual Energy X-ray Absorptiometry (DEXA) in current clinical diagnosis of osteoporosis, mechanical factor such as bone strength, which is essential to evaluate bone fracture risk, is not considered. In this study, we evaluated the fracture risk of osteoporosis patient's vertebrae by patient-specific finite-element (FE) analysis in static loading condition. We used "Mechanical Finder (RCCM, Co., LTD.)" that was computer software for bone strength analysis considering individual bone shape and density distribution based on Computer Tomography (CT) images. Furthermore, we also tried to evaluate the fracture risk by dynamic FE analysis to reflect more severe loading conditions. Availability of dynamic analysis was investigated in comparison with the results of the static analysis. At last, efficiency of proposed mechanical evaluation method for vertebral osteoporosis was discussed.
- 2006-02-25
著者
-
尾田 十八
金沢大学大学院自然科学研究科
-
富田 勝郎
金沢大学大学院整形外科学教室
-
富田 勝郎
金沢大学大学院医学研究科がん医科学専攻機能再生学機能再建学講座
-
田原 大輔
龍谷大学理 工学部 機械システム工学科
-
村上 英樹
金沢大学大学院医学系研究科がん医科学専攻機能再生学講座機能再建学
-
川原 範夫
金沢大学大学院医学研究科がん医科学専攻機能再生学機能再建学講座
-
坂本 二郎
金沢大学大学院自然科学研究科
-
粟森 世里奈
公立鶴来総合病院整形外科
-
田原 大輔
金沢大学大学院自然科学研究科
-
金澤 秀泰
日本特殊陶業(株)
-
関本 敦史
豊田鉄工(株)
-
栗森 世里奈
金沢大学大学院医学系研究科
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