アカデミー第1期(1671-1715)におけるイオニア式柱頭に関する議論 : フランス王立建築アカデミー(1671-1793)に関する研究 その2
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概要
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In this period, the Academy thoroughly discussed the three subjects regarding the Ionic capital, that is, the distinction between the antique Ionic capital and the moderns Ionic capital invented by Scamozzi, the height of the astragal of the shaft of the column and the eye of the scroll, and the method to draw the scroll. In the beginning, the Academy respected the theory and practice of Vitruvius and his followers such as Vignola and Palladio. But the Academy began to deny and correct them by the authority of the ancient works in Rome that were presented to the academic members by Antoine Desgodetz's Les Edifices Antiques de Rome. Finally the Academy admitted, in the name of the ancient architecture, the modern capital, and the method to put the center of the eye at the level of the upper extreme of the astragal. The Academy also established a new method to draw the scroll by correcting Vitruvius and Vignola's method and respecting geometrical perfection.
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1994-09-30
著者
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