トライアスロン競技の生理的特性について

元データ 1991-09-30

概要

本研究は, トライアスロンレースの運動強度を推定することと, その運動強度を示したペース配分を測定することを目的に行われた。そこで, 実際にレースに参加した選手のレース中の心拍数を測定し, 3種目のペースを測定した。さらに実験室で運動強度と心拍数の関係を測定した。測定は, 推定する誤差を小さくするために, 3種目それぞれについて行った。結果は次のとおりであった。1) 今回の80.4kmのトライアスロンにおいて, 測定できた2名は約3時間半を要した。運動強度と心拍数の平均値は, 65%Vo_2max, 153拍/分, および89%Vo_2max, 170拍/分を示した。2) 水泳, 自転車のペースは, ほぼ一定であったが, ランニングに入ってからペースが上がるものと下がるものがいた。以上の結果から, トライアスロンの運動強度は, 時間や距離によってオーバーペースにならない最適な強度があり, これは従来走運動で報告されてきた値に近いことが示唆された。

著者

山本 高司 中京大学体育学部
安田 矩明 中京大学体育学部
山本 高司 中京大学
山本 高司 中京大学大学院体育学研究科
樋口 憲生 松阪大学
横井 信之 中部電力配電研修所
安田 矩明 中京大学

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