メディアの社会学 : (1)学説史をふりかえって
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概要
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今日、メディアの社会学はどうあるべきか。この論文はまずこれまでの代表的なメディアの社会学、(1)公共性論、(2)メディア論、(3)国民国家論を評論する。どの論者もメディアが現実を作っていくことに注目している。哲学的人間論によれば人間は環境を作り上げながらも、そこから抜け出していく。現代において、人間は多様なメディア空間を形成しながらそれを抜けだし、それを横断する。人間が多様な混在するメディア空間を作り上げながらそのメディア空間を横断することこそ、今日のメディア論が考察しなくてはならないものである。
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