複式簿記の歴史と構造(濱田麗史先生退任記念号)
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概要
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本稿は,複式簿記の歴史を概観しながら,複式簿記の構造を想像することが目的である。まずは,貸借関係の備忘記録のために機能する複式簿記は,「債権・債務の発生と消滅」によって招来される「物財の増加と減少」を反対記録することによって,物財の増加と減少が直結する場合にも,二面的に記録することによって,財産管理のために機能する。「貸借平均の原理」が保証されることによって,財産変動の事実が実証されるわけである。そのためには,「費用と収益の発生」も記録しておかねばならない。さらに,損益計算が前面に押し出されるとなると,資本保全のために機能する。「残高勘定」では,債権・債務および物財の残高から計算される「正味財産」と,損益勘定に計算される期間損益を振替えて,資本金の残高から計算される「期末資本」が一致することによって,したがって,貸借均衡して締切られることによって,資本変動の事実が実証されるわけである。
- 2004-04-25
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