江戸時代の和算,暦学,技術の発展を見ることにより,西洋と違った科学技術の発展をしてきた日本の特徴を考える。日本では学問とは学ぶものであり,与えられたことの奥を極めることである。そのために種々工夫を重ねる必要はあるが新しい理論,全体を統一して見渡す理論を作りだすものではなかった。